ユジェーヌ・モナ「ライヴ!」

マルティニックの偉大なミュージシャン、ユジェーヌ・モナのアルバム「ライヴ!」をついに購入した。

マルティニックのミュージシャンといえば、真っ先に名前があがるのは、マラヴォワであり、カッサーヴであり、カリだ。モナは、ワールド・ミュージックの流行と共に世界的に知名度があがったマラヴォワたちの先輩格にあたる人らしい。数年前にマルティニックに短期滞在したときにお世話になった友人から、モナの名前は聞いていて、どうやらすごい人らしいぞ、ということだけは何となく理解していた。

それからカリブ文学の友達からCDを借りたりして、ユジェーヌ・モナの音楽に触れ、彼がフルート奏者であること、力強く、素朴な音楽を奏でる人であることを知り、機会があれば、ぜひ彼のライヴ盤を聴いてみたいと思っていたところだ。

ぼくの購入したのは、日本語解説付きの輸入盤。ハイビスカス・レコードから出された復刻CDらしいが、カリブ海発のCDはとにかく情報が簡素。モナ以外のミュージシャンの情報はおろか、レコーディングの年月すら分からない。解説によれば、モナは1943年7月13日生まれ(生年もじつは知らなかった!)。びっくりするのは、どうやら映画「マルチニックの少年」にモナは出演していたらしい。メドゥーズ老人とジョゼ少年の語りの場面で、太鼓のリズムに合わせて踊っているのが、モナたちらしい。何度も見ている映画だが、そのことに注目して再度見てみたい。

さて、その「ライブ!」だが、最初は「イェー、クリック!」「イェー、クラック!」の掛け声で始まる。太鼓の反復的なリズムに乗せて、フルートがあり、歌があり、全体的に陽気だが、どことなくブルージーだ。ライヴならではの熱気が素晴らしい。濃密さを感じさせる音楽だ。

ところで、数週間前に、ラム酒のフェスタに遊びに行ったが、その時に気に入った、グアドループのラム酒「ダモワゾー」。ぜひ購入したいと思ったが、ネットで調べたら、ボトルが8000円以上する高価なものだった。ああ、残念。

コメント