La Belle Epoque

マルティニックのみならずフレンチ・カリブを代表するグループのマラヴォワの1993年のアルバム。日本でも買えるアルバムだが、マラヴォワの音楽を聴きたくなって少し前に購入した。1970年代から活躍しているグループなので、編成や音楽の志向は時代によって異なるそうだが、93年のこのアルバムは、ラルフ・タマール(ちなみに発音ではラルタマールと聞こえる)がヴォーカルをつとめ、作曲やアレンジはマラヴォワの名ピアニスト、ポール・ロジーヌ(「ポロ」と呼ばれるらしい)によるもの。ヴァイオリンとピアノを中心にした音楽編成はマラヴォワが得意とするものだが、その音楽が生み出す明るい音色のなかに響く郷愁は本当にすばらしい。ところでマラヴォワといえば、日本でも大ヒットした「ジュ・ウヴェ」(1988)が有名だが、それ以前にも「ラ・フィロ」や「アババ」といったいくつかのアルバムを発表しているらしく、ちょっと気になるところだがまだ聴く機会はもてずにいる。なおこのアルバムのタイトルは「美しき時代」つまり「(古き)よき時代」という意。

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