Bele Boum Bap

カリがプロデューサーをつとめるアルバム。マルティニックの伝統音楽ベレを現代風に再解釈したコンセプト・アルバムで、参加ミュージシャンは、カリの『ラシーヌ』シリーズにも参加している歌手マックス・ランセイからマルティニックのラップの先駆けといわれるネグ・リリカルまで多彩な顔ぶれだ。ここに収められたMizik se travay nouはシングルカットされているようで、こちらの音楽番組でプロモーション・ビデオを何度か見た。ベレの代名詞的存在ティ・エミールに通じる土臭さを残しつつも、ラップやジャズの要素を積極的に取り入れ、新しいベレを作り出そうとしている点で興味深い。洗練さをあえて拒んでいるようなこのジャケットに味があるともいえなくもない。

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