セゼールのクイズ


マルティニックのアレクサンドル書店で昨年の7月頃まで開かれていたセゼール特集コーナーに、「セゼールがセゼールを語る」という大型の箱が置いてあった。手に取るととても軽く、インタビューのDVDとパンフレットが封入されているようだった。60ユーロもする高価なものだった。その後、なぜかこのDVDの新品がわずか7ユーロ(しかも送料込)で入手できるという、まるで詐欺かと思われるほどの破格の安さで売っており、半信半疑で購入することに決めた。数日後にはきちんと手元に届いた。

早速、開封してみると、DVDが二枚入っている。一つはパトリス・ルイという人のセゼールへのインタビューDVDであり、もう一つは1968年の演説となっている(どちらも未見)。これに、インタビューの書き起こしの小冊子と、さらにゲームなるものがついている。なんだろう?

このゲームがちょっと笑えるもので、セゼールについてのクイズなのだ。名刺サイズのカードの表面に三択の問題、裏面に答えが載っている。それが90枚もあるのだ。

たとえばこんな感じだ。

フォール=ド=フランス市長エメ・セゼールの後継者の職業は?

1)建築家
2)測量技師
3)都市計画家


これは一年島に住んでいたぼくにはちょろい。3)である。

セゼールは○○間代議士だった。

1)48年
2)50年
3)52年

これにはすぐには答えられない。45年に当選で、93年まで務めていたから、答えは1)。

「私は島に対して存在するよう命じるだろう」は○○に見出せる。

1)『太陽、切られた首』[詩集]
2)『失われた身体』[詩集]
3)『もう一つのテンペスト』[戯曲]

こうなると、もうお手上げだ。

そういえば、こんなクイズどこかで見たことがある。そういえば、カリブ海の専門書を多く出版するラルマッタン書店からクレオール語のクイズ本が出ていたのだ。

大人から子供まで楽しめる工夫が面白い。贈り物用として作られたのかもしれない。定価60ユーロは高すぎるが、7ユーロでは安すぎる。

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