巴里に戻る

2週間ほどの東京滞在もあっという間に過ぎて今日パリに戻ってきた。東京滞在中、事務手続きをしたり、本を買ったりすること以外はお酒を飲んでいた。ほぼ毎晩である。親しい友人・先輩、お世話になっている先生や、編集者の方に会ったりして楽しい時間を過ごしているうちに2週間があっという間に過ぎ去ってしまった。いくつか本をいただいた。勉強したい。

グリッサンのフォークナー論の翻訳について聞かれることが多かった。インスクリプト出版予定の『フォークナー、ミシシッピ』のことである。諸事情で刊行が予定より遅れているが、出版に向けて準備は整いつつある。グリッサンといえば、もう一つ、大部の評論集『アンティーユのディスクール』(仮題)の出版も待たれている。こちらはフォークナー論出版後に刊行される運びとなりそうだ。また、別の出版社からカリブ海の大知識人のインタビュー本が秋口に刊行される予定である。シャモワゾーの『カリブ海偽典』に続き、これから仏語圏カリブの出版が少し盛り上がるのではないかとやや期待している。

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