『思想』2011年11月号

今月下旬発売の『思想』2011年11月号に、先頃、日本翻訳文化賞に輝いたパトリック・シャモワゾー『カリブ海偽典』(塚本昌則訳、紀伊國屋書店、2010年)の「書評」を書かせていただきました。本書の魅力をどこまで伝えられているのか、甚だ心もとないところですが、誠意をもって書きました。書店でお見かけのさい、お手にとってくだされば幸いです。

ちなみに今号の『思想』は通常号ですが、國分功一郎氏によるドゥルーズ論の連載、郷原佳以『文学のミニマル・イメージ』についての書評をはじめとして興味深い論考が掲載されています。以下、岩波書店のサイトから目次を転載します。


思想の言葉土田知則(2)
ドゥルーズの哲学原理(1)
  ――自由間接話法的ヴィジョン――
國分功一郎(7)
市民的共和主義における政治哲学の基礎づけ
  ――アリストテレスとホッブズとの対比を通して――
稲村一隆(29)
〈書評〉イメージの最小限とは何か
  ―――郷原佳以『文学のミニマル・イメージ』――
上田和彦(51)
規律化から柔軟化へ?
  ――グローバライゼーションの影の下でフーコーを再読する――
ナンシー・フレーザー(60)
〈書評〉来るべき世界の叙事詩
  ──パトリック・シャモワゾー『カリブ海偽典』──
中村隆之(78)
現代社会における境界変容
  ――情報化とグローバル化の構造的連関――
正村俊之(88)
ベイコン主義自然哲学の黄昏佐々木力(117)

コメント

ban さんの投稿…
明日、池袋の大学に行くから、その帰りでも買います。
omeros さんのコメント…
ありがとうございます。詩の授業ですね。帰国したら一度出席してみたいです。