「奴隷貿易から世界のクレオール化へ」

以前「全−世界学院」のセミナーの初回に出席したおりに友人から教えてもらった集会に参加した。パリ郊外セーヌ=サン=ドニ県主催の「クレオール言語文化国際デー」の一環として催された。一週間前までに予約を入れることを勧められていただけあって、ちょっと遅れていったら、もはや1階の会場に席はなく、2階の会議室でテレビ中継を見ることになってしまった。ざっと見たところ、200人ほどだろうか。こうした催しにしてはたしかに多い。

会場はボビニー。5番線の終点駅だ。アフリカの民族衣装を着たおばさまたちが路上に座っていたり、トウモロコシ売りが至るところにいたりして、生活感がある場所だ。催しは14時から20時30分まで。2つのラウンド・テーブル(1つは移民、もう1つは奴隷制の記憶がテーマ)とグリッサンをめぐるセッションが準備されており、濃密な時間が過ごせた。パネラーとしては、歴史家のジャン=ピエール・サントン、モニク・ミリア=マリ=リュスが光っていた。

奴隷貿易・奴隷制を「人道に対する罪」とする法案を提出したギュイヤンヌ県選出の国民議会議員クリスチャーヌ・トビラの登壇が予定されていたが、結局彼女は来なかった。前回もそんなことがあった気がする……。パトリック・シャモワゾーは予定通り参加してグリッサンと奴隷制をめぐる話をした。ただ、これは2011年5月10日に聴いた話とほとんど一緒だったけれど。

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