ゲアンvsレッチミー

「文明の価値は等しくない」「われわれの文明を守ろう」といった発言で問題になっているフランスの現内務大臣クロード・ゲアン。これに対して、マルティニック選出国民議会議員セルジュ・レッチミーがクロード・ゲアン発言を批判する書簡(2月6日付)を提出し、その後、国民議会の場でゲアンに対してかなり強い調子の質問状を読み上げた(2月7日)。するとその発言がナチズムや絶滅収容所を想起させる暴力的なものだとして、今度はゲアンが社会党(レッチミーはマルティニック進歩党だが国民議会では社会党会派に属する)に「遺憾の意」を表明したという。ゲアン発言の背景には、今度の大統領選も見据えられているわけだから、倫理的観点のみでは捉えきれない複雑さがある。ともかくこの件で、レッチミーはマルティニックでは(再び)話題のひとのようだ。作家パトリック・シャモワゾーはレッチミーを全面的に支持する声明を出したところだ。

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