ふたたび、L.-G.ダマスについて

先週土曜日、ダッペール美術館でおこなわれたレオン=ゴントラン・ダマスについての催しに参加した。セネガルをフィールドに研究をなさっている阿毛さん、最近パリに来たばかりの、グリッサンについて研究を始めた廣田さんと現地で合流。ダッペール美術館の催事会場で、グアドループの作家ダニエル・マクシマンがダマスについて語り、ラップ歌手のロセがダマスの詩を朗読した。これまでさまざまな催しに参加してきた気がするが、この日の催しはきわめて充実していた。なんといっても、生前のダマスを知るマクシマンがその思い出もふくめて、ダマスについてひたすら語りまくった。マクシマン自身、カリブ海フランス語圏では中堅以上の作家であるのだが、この催しでは、作家マクシマンではなくジャーナリストのマクシマンを堪能した。もはや研究者顔負けであり、その知識に脱帽だった。そういうわけで、マクシマンの話からは、ダマスについて知らなかったことを教えてもらえて満足だった。そして、ロセ。かれの「ライブ」を聞くのははじめて。音で聞くことで、ダマス詩のリズムや口承性が際立った。

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