新年

2013年が始まりました。

新年にあわせて心機一転、新しいことに取り組んでみたい気もしますが、私の場合、昨年から積み残した課題に取り組まねばなりません。執筆などの仕事にかんしては新たに気合いを込めるためにもこの記事にあえて書いておこうと思います。

人文書院で連載している「カリブ-世界論」を、なるべく早いうちに完成させるつもりです。2012年に始めたこの連載(実際は2011年から準備していたのですが……)も第3章までアップしたところで止まっています。次は第4章。正念場と思ってがんばります。

今年からエドゥアール・グリッサンについて連載を始める予定です。グリッサンは私には一番大事な作家。だから書くにはそれなりの覚悟と準備が必要です。グリッサンについて書けるのは何より幸せなわけですが、使命感もありますので、一語一語大切にしてゆきたいと思っています。

翻訳にかんしては、やはりグリッサンの代表作Le discours antillais(共訳)を刊行しなければなりません。タイトルはずっと未定のままですが(さまざまな理由で訳すのが難しい)、現在は出版社インスクリプトの方から『カリブ海言説』という仮題があがっており、私もひとまずそう呼ぶことにします。この本は、文学から人類学まで、ポストコロニアル批評からフランス現代思想まで、群島研究から文化研究まで、人文系読者一般の関心をかき立てるような領域横断的かつ独創的な書です。ですから『カリブ海言説』をいち早く紹介できるよう、共訳者、編集者と力を合わせてゆきたいと思います。

ほかにもあった気がしますが(大事なのがありました! しかし、まだ公表できるほど進んでいない、うう……)、とりあえず、以上の3つにとりわけ力を入れてゆきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

コメント

Shin Kudo さんの投稿…
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散歩者 さんのコメント…
生産的な活動! グリッサンの連載、楽しみにしてます。
nakamura さんのコメント…
ありがとうございます。精一杯よいものを書きたいと思います。