『思想』2013年5月号

『思想』2013年5月号より「グリッサンの〈全-世界〉」と題した連載論考を始めました。エドゥアール・グリッサンとはどういう書き手であったのか。その思想、その文学にはどんな特徴があるのか。そういった問いを〈全-世界〉をキーワードに考えてゆきます。学部の卒業論文以来親しんできた作家について、人文学の読者一般に向けて書く初めての機会となります。この好運な機会に感謝しつつ、毎回精一杯書くつもりです。お読みくだされば大変ありがたく思います。連載は不定期になってしまうかもしれません。掲載の際には当ブログで告知します。以下、今号の目次を出版社のホームページから転載します。


思想の言葉藤野 寛(2)
グリッサンの〈全‐世界〉(1)
  ――開かれた船の旅――
中村隆之(7)
 「市民社会」
  ――政治と歴史のはざまで――
ジュリアン・ヴァンサン(29)
福沢諭吉と多元的「市民社会」論
  ――『文明論之概略』の「多事の世界」――
福吉勝男(63)
中世王権の内在的性格について筧 雅博(85)
 ドゥルーズの哲学原理(5)
  ――欲望と権力――
國分功一郎(101)
ディドロ『自然の解明に関する断想』精読(2)
  ――寓話,再録,補遺――
田口卓臣(141)


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