立教大ゲスト授業


今週は不運続きだ。ある場所にいかなくてはならないのに予定外の状況に陥って、いけなくなってしまう。そういうことが続いた。11日(木)の立教大の阿部賢一さんのゼミ参加の日もそうで、普段なら1時間で到着する池袋に、なんと2時間かかってしまった。

そのような不運に見舞われながらも、大幅に後れて阿部ゼミに参加。どうして呼ばれたのか、と言えば、阿部ゼミではパトリック・シャモワゾーの『カリブ海偽典』を読んでいたからだった。1000頁にもなるこの超長編を半年かけて読み終えたところで、ぼくが少しお話しをすることになった。とりとめのないこちらの話に熱心に耳を傾けてくれたのが嬉しかった。

ところが、嬉しいことはこれで終わらない。

この日はサプライズとして阿部さんがサミア・カッサーブ・シャルフィのシャモワゾー論を冊子にしてくれたものを、ぼくをふくめ、ゼミ生のみなさんにプレゼントしたのだった。すでにして限定数十部の「幻の本」。心遣いに感動した。

図々しくも飲み会にも参加させてもらい、阿部さん、学生のみなさんと沖縄料理屋で歓談。フランス文学科に在籍していた学生時代を懐かしく思い起こさせるような、昭和な感性をもつ、文学・芸術好きの若い人たちとお話しできて、ノスタルジアを感じるいい時間だった。こういう学生が集う立教大の文学部文学科の文芸・思想専修(なにより阿部ゼミ!)は本当に貴重だ。心から応援したい。

コメント

ban さんの投稿…
いい雰囲気ですね。
Takayuki Nakamura さんの投稿…
ええ、いい雰囲気でした。banさんが教えていた学生さんたちもこんな感じだったのではないかと想像します。暑くなってきました。また暑気払いにでも出かけましょう。