日本フランス語圏文学研究会+「新刊」の紹介


昨年、日本フランス語圏文学研究会が発足しました。早稲田大学の立花英裕さんを会長に、この分野の若手の研究者が集う研究会です。昨年秋の大分での日本フランス語フランス文学会の開催を機に、発足記念を兼ねた最初の研究会がもうけられました。諸事情で私は参加できませんでしたが、この第一回研究会を機に、活動が勢いづいています。

研究会の会報も二号目が出ました。前回の研究会の簡単な報告と、会員の紹介があります。三号目は「エメ・セゼール生誕100周年」を振り返る特集をおこなうようで、楽しみです。

さて、その2号目で工藤晋さんに「新刊」の紹介として『カリブ-世界論』をご紹介いただきました。「綿密な文献調査にもとづく情報提示と分析は、日本語によるカリブ海やフランス語圏文学研究を新しい水準に導いたといえるだろう。「政治の同化、文化の異化」を論じた第二章はフランス海外県の問題点を理解する基本的視座を与えてくる」「[……]本書はひとつの状況論でありつつ、グローバリゼーショ ンに席捲される現在の「世界論」に対するもうひとつのアプローチを提起している」と評してくださいました。

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