2014年度放送大学面接授業「アフリカから見る世界」を終えて

6月7日、8日と放送大学の面接授業「アフリカから見る世界」に参加した。授業は一日4コマ、二日で計8コマとなり、これらを担当講師3名で担当した。講師陣は、エチオピア史がご専門の石川博樹さん、西アフリカのイスラームについて研究されている苅谷康太さん、そして私(中村)であり、それぞれの得意分野を活かしながら、アフリカの歴史を概観しつつ、幅広い話題を提供した。

放送大学では、履修単位のうちに面接授業がある。これは、学習センターでおこなわれる対面授業で、卒業のための必修単位に組み込まれているため、学生は、かならず、いくつかの面接授業に出なければならないという仕組みだ。

授業は、朝10時から夕方5時15分まで、みっちりおこなわれる。各講師は、準備したスライドを用いながら、85分、ほぼ間断なく話し続ける。このため、受講者はかなりの集中力が要求され、疲れてしまうはずなのだが、それでも、最後まで集中力を切らすことなく、話を聞いてくださったことに感謝したい。そして、この授業が円滑におこなわれたのは、ひとえに石川さんのおかげである。きめ細やかに万事にわたり準備してくれる石川さんがいなければ、今回の授業にかんしては、到底成り立たなかっただろう。

ところで、私も学生の一人として、お二人の講師の話を聞いていたが、どの回も本当にためになった。受講者の感想にも多かったが、アフリカのイスラーム、西アフリカにおけるフランスの統治と支配についての苅谷さんの講義は、分かりやすく、大変興味深かった。石川さんのエチオピアとレゲエをめぐる講義は、軽妙な語り口で、深いところにまで導いてくれる豊かな内容だった。そのような次第で、同僚に学ぶことが多い2日間であり、今後の授業運営へのさまざまなヒントを頂いた。

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