ジェラール・ノワリエル『フランスという坩堝』(法政大学出版局、2015)


法政大学出版局よりジェラール・ノワリエル『フランスという坩堝』(大中一彌・川崎亜紀子・太田悠介訳)が刊行されました。帯文に「移民論の古典的名著」とあるように、1988年に原書が刊行された本書はたしかにフランス移民史研究に先鞭をつけた基本文献として、私などもその著作のことをこれまでに何度も耳にしてきました。フランス語の原書のままではまだ手にとるのはだいぶ先になっていたかもしれませんが、こうして3人の研究者の共同により翻訳されることによって、まずは本書を手元にたぐり寄せることができました。対象は19世紀から20世紀のフランスとなりますが、「移民」という現象を広く考えるにあたっての重要な手引きとなることは間違いないでしょう。

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