『読書空間、または記憶の舞台』(風濤社、2017)


20世紀文学研究会編『読書空間、または記憶の舞台』(風濤社、2017)が間もなく刊行されます。タイトルからわかりますが、読書と記憶を主題にした書物です。作家の中村邦生さんによる「あとがき」にはこうあります。

どのような本であろうか? 私たちひとりひとりの過去の読書地図に、輝く樹のように立っている本は。あるいは道の辺の石のように、ひっそり存在していたのに、やがて思わぬ道標となって、深い読書の森に誘ってくれた本は。
本との出会いが私たちにどのような驚きをもたらし、認識の更新を促したのか、読書の来歴が用意してきた記憶の舞台には何か演じられているのか。本書はそうした書物と共振する想念のあとをたどり、読書空間の眺望を記述しようと試みたものである。

この眺望のもとに書かれたエッセイや論考とともに、「読書アンケート」が掲載されています。回答者は54名。ある縁から、私にも声がかかり、アンケートに答えました。私の読書歴は大学生になってから始まるのですが、大学生や大学院生のころの本とのエピソードをこの機会に書かせてもらいました。

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